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種まき.png沢野ごぼうの種です。

4月 土作りと種まき

  • 冬場は雪に閉ざされる能登の土地では、4月の終わりに桜のつぼみがほころびます。
  • ちょうどその頃が、沢野ごぼうの種まきの季節。

芽吹き.png芽吹いたばかりの新芽

5月 発芽

  • 種をまいて2週間ほどで双葉が目をのぞきます。まだまだ、小さいごぼうの赤ちゃんです。

草取り.png地味で大変ですが大切な作業です。

6月 草取りと病気に備えて

  • この時期になると、ごぼうの葉の成長は一気に進みます。毎日畑にいく度に、土がのぞいていた大地が明るい緑のごぼうの葉っぱに覆われていきます。
  • しかし、同時に、雑草も生い茂るこの時期、病気や害虫がいないかを確認しながら、人の手で丁寧に取り除いていきます。

梅雨.png鮮やかな黄緑色の葉。雨蛙と同じ色です。

7月〜8月 すくすくと育っています。

  • 梅雨の雨と夏の日差しに、ごぼうの葉っぱは膝たけほどにのびていきます。
  • 太陽の光とともに、土の中では、ごぼうの根が太くたくましく育っていきます。

10月.png昔の人は、この深さを手作業で掘っていたと思うと、その大変さに頭が下がります。

9月 第一弾の収穫です

  • 今年のできはどうかな?と畑の一部を掘り起こし、収穫してみました。
  • 沢野ごぼうは深く根をはっているので、大人の背丈ほどまで穴を掘って収穫です。ここで土を掘る土木用の機材「ユンボ」の登場です。ユンボで、ごぼうを壊さないように、畑の脇を土をどかしていきます。
  • ここまで、ユンボのおかげで楽に作業できますが、その後は、はやり人の手。
  • 沢野ごぼうを傷つけないように丁寧に手作業で、一つ一つ収穫していきます。この手掘り作業に1本あたり10〜20分の時間をかけて大切に掘り起こしていきます。
  • もうすこしで皆様に味わっていただけるようになりますよ。

102.pngこんなに採れましたー!

10月 いよいよ収穫です

  • 毎年、10月の体育の日前後が収穫時期となります。
  • 収穫したごぼうは、大きさ、太さごとに丁寧に仕分けていきます。
  • ここ数年来の上出来のようです。こんなに太い沢野ごぼうもとれました!
  • 採れたてのごぼうの香りの良さをぜひ、お楽しみ下さい!

10月2.pngごぼうの花はこんな形です!

10月中旬 ごぼうの花と夏ごぼうの種まき

  • この季節になると、沢野ごぼう畑にごぼうの花が咲き始めます。ごぼうの花をご覧になる機会はあまりないと思いますが、こんな形をしています。あざみのようにトゲに包まれたつぼみです。
  • また、この頃、来年の夏ごろに収穫できるように、種まきを始めます。小さな双葉が秋の陽気に気持ち良さそうに芽吹き始めました!
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